2020年06月04日
関東ブロック 母と女性教職員の会 挨拶
皆様おはようございます。ようこそ静岡へお越しくださいました。私は静岡県議会議員の佐野愛子と申します。小学校の教員を、静岡で23年ほどやっておりました。そして今、県議会議員として4期、16年目を迎えています。実は私は、前々回の関ブロ母女が静岡に来たときに女性部長として担当させていただいたものです。今は退女教の仲間として活動をさせていただいています。
さて、昨日の交流会。ケンミンショーばりの皆さんの県の自慢がたくさん出て楽しませていただきました(笑)。私も静岡の自慢を少しさせていただきますと、静岡は東西200㎞、東海道新幹線の駅が6つもあります。そして駿河湾、南アルプス、富士山と海の幸、山の幸に恵まれている所です。気候も勿論、温暖です。農水産物の食材がなんと439品目あるというのが川勝知事の自慢でもあります。昨日は静岡の食を堪能していただけましたか? ぜひとも今日、お土産をたくさん買って帰ってください。
さて、広島と長崎の原爆記念日、この間に開催されるこの関ブロ母女は本当に意味がある会だと思います。私は昨日、自立と共生の分科会に参加させていただきました。やはり、学校現場こそ平等であるべき、そして、同一労働同一賃金の教職員こそ平等であるべきだと思います。ところがまだ混合名簿もこの関ブロの中では実行されていない県があるという事も、少し驚きでした。
私はいま静岡県議会議員ですが、69人中、女性議員はたった4人です。増えて4人です。まだまだ男女平等には行きつかないという現実を目の当たりにしています。国の政策では、女性活躍、女性が仕事を続ける環境づくりを積極的に行ってはいます。しかし、女の先生方がまだ分掌でも管理職も少ないし、本当の平等はまだまだだと実感します。
議場に赤ちゃんを連れて授乳をするというようなことが話題になりました。育児休業制度は、この静岡県藤枝市、私が住んでいる市の女性教員が56年前に、育児休暇があったら良いな、というのを地区の役員会で声をあげました。それが日教組の全国大会の議題となり、1975年に育児休業法案が国の法制度になったわけです。女の先生が働き続けるために、しっかりと私たちの先輩が努力を積み上げて勝ち取った育児休業なのです。このような歴史を踏まえて、世の中の女性の活躍のために、女の先生が――女の先生って言うと何か偏見的な言い方かもしれませんが――先陣を切って世の中の女性をリードしていく。そういう立場だと思います。皆様方が、権利を使って、自信を持って働き続けること、それが世の中の女性を引っ張っていくことになります。
ぜひとも、自信を持って声をあげていこうではありませんか。教師が輝くことが子どもたちの輝く未来につながります。子どもの未来のため、子どもの平和のためという理念があればどんな事を発言しても怖くはないと思います。平和に対する思い、そして、嘘は言わない。女性は誠実、正直に真っ当に前を向いて正しいことは正しいと皆で言い張ろうではありませんか。それがこの仲間の持つ強みだと思います。
この仲間と共にこの静岡で学んだ2日間をぜひとも広めていってください。そして、仲間がいることを強みにして頑張っていきましょう。本日はおめでとうございます。ありがとうございました。
さて、昨日の交流会。ケンミンショーばりの皆さんの県の自慢がたくさん出て楽しませていただきました(笑)。私も静岡の自慢を少しさせていただきますと、静岡は東西200㎞、東海道新幹線の駅が6つもあります。そして駿河湾、南アルプス、富士山と海の幸、山の幸に恵まれている所です。気候も勿論、温暖です。農水産物の食材がなんと439品目あるというのが川勝知事の自慢でもあります。昨日は静岡の食を堪能していただけましたか? ぜひとも今日、お土産をたくさん買って帰ってください。
さて、広島と長崎の原爆記念日、この間に開催されるこの関ブロ母女は本当に意味がある会だと思います。私は昨日、自立と共生の分科会に参加させていただきました。やはり、学校現場こそ平等であるべき、そして、同一労働同一賃金の教職員こそ平等であるべきだと思います。ところがまだ混合名簿もこの関ブロの中では実行されていない県があるという事も、少し驚きでした。
私はいま静岡県議会議員ですが、69人中、女性議員はたった4人です。増えて4人です。まだまだ男女平等には行きつかないという現実を目の当たりにしています。国の政策では、女性活躍、女性が仕事を続ける環境づくりを積極的に行ってはいます。しかし、女の先生方がまだ分掌でも管理職も少ないし、本当の平等はまだまだだと実感します。
議場に赤ちゃんを連れて授乳をするというようなことが話題になりました。育児休業制度は、この静岡県藤枝市、私が住んでいる市の女性教員が56年前に、育児休暇があったら良いな、というのを地区の役員会で声をあげました。それが日教組の全国大会の議題となり、1975年に育児休業法案が国の法制度になったわけです。女の先生が働き続けるために、しっかりと私たちの先輩が努力を積み上げて勝ち取った育児休業なのです。このような歴史を踏まえて、世の中の女性の活躍のために、女の先生が――女の先生って言うと何か偏見的な言い方かもしれませんが――先陣を切って世の中の女性をリードしていく。そういう立場だと思います。皆様方が、権利を使って、自信を持って働き続けること、それが世の中の女性を引っ張っていくことになります。
ぜひとも、自信を持って声をあげていこうではありませんか。教師が輝くことが子どもたちの輝く未来につながります。子どもの未来のため、子どもの平和のためという理念があればどんな事を発言しても怖くはないと思います。平和に対する思い、そして、嘘は言わない。女性は誠実、正直に真っ当に前を向いて正しいことは正しいと皆で言い張ろうではありませんか。それがこの仲間の持つ強みだと思います。
この仲間と共にこの静岡で学んだ2日間をぜひとも広めていってください。そして、仲間がいることを強みにして頑張っていきましょう。本日はおめでとうございます。ありがとうございました。
2019年01月28日
関東地区母と女性教職員の会 あいさつ
関東地区 母と女性教職員の会 あいさつ
皆様おはようございます。ようこそ静岡へお越しくださいました。私は静岡県議会議員の佐野愛子と申します。小学校の教員を、静岡で23年ほどやっておりました。そして今、県議会議員として4期、16年目を迎えています。実は私は、前々回の関ブロ母女が静岡に来たときに女性部長として担当させていただいたものです。今は退女教の仲間として活動をさせていただいています。
さて、昨日の交流会。ケンミンショーばりの皆さんの県の自慢がたくさん出て楽しませていただきました(笑)。私も静岡の自慢を少しさせていただきますと、静岡は東西200㎞、東海道新幹線の駅が6つもあります。そして駿河湾、南アルプス、富士山と海の幸、山の幸に恵まれている所です。気候も勿論、温暖です。農水産物の食材がなんと439品目あるというのが川勝知事の自慢でもあります。昨日は静岡の食を堪能していただけましたか? ぜひとも今日、お土産をたくさん買って帰ってください。
さて、広島と長崎の原爆記念日、この間に開催されるこの関ブロ母女は本当に意味がある会だと思います。私は昨日、自立と共生の分科会に参加させていただきました。やはり、学校現場こそ平等であるべき、そして、同一労働同一賃金の教職員こそ平等であるべきだと思います。ところがまだ混合名簿もこの関ブロの中では実行されていない県があるという事も、少し驚きでした。
私はいま静岡県議会議員ですが、69人中、女性議員はたった4人です。増えて4人です。まだまだ男女平等には行きつかないという現実を目の当たりにしています。国の政策では、女性活躍、女性が仕事を続ける環境づくりを積極的に行ってはいます。しかし、女の先生方がまだ分掌でも管理職も少ないし、本当の平等はまだまだだと実感します。
議場に赤ちゃんを連れて授乳をするというようなことが話題になりました。育児休業制度は、この静岡県藤枝市、私が住んでいる市の女性教員が56年前に、育児休暇があったら良いな、というのを地区の役員会で声をあげました。それが日教組の全国大会の議題となり、1975年に育児休業法案が国の法制度になったわけです。女の先生が働き続けるために、しっかりと私たちの先輩が努力を積み上げて勝ち取った育児休業なのです。このような歴史を踏まえて、世の中の女性の活躍のために、女の先生が――女の先生って言うと何か偏見的な言い方かもしれませんが――先陣を切って世の中の女性をリードしていく。そういう立場だと思います。皆様方が、権利を使って、自信を持って働き続けること、それが世の中の女性を引っ張っていくことになります。
ぜひとも、自信を持って声をあげていこうではありませんか。教師が輝くことが子どもたちの輝く未来につながります。子どもの未来のため、子どもの平和のためという理念があればどんな事を発言しても怖くはないと思います。平和に対する思い、そして、嘘は言わない。女性は誠実、正直に真っ当に前を向いて正しいことは正しいと皆で言い張ろうではありませんか。それがこの仲間の持つ強みだと思います。
この仲間と共にこの静岡で学んだ2日間をぜひとも広めていってください。そして、仲間がいることを強みにして頑張っていきましょう。本日はおめでとうございます。ありがとうございました。
皆様おはようございます。ようこそ静岡へお越しくださいました。私は静岡県議会議員の佐野愛子と申します。小学校の教員を、静岡で23年ほどやっておりました。そして今、県議会議員として4期、16年目を迎えています。実は私は、前々回の関ブロ母女が静岡に来たときに女性部長として担当させていただいたものです。今は退女教の仲間として活動をさせていただいています。
さて、昨日の交流会。ケンミンショーばりの皆さんの県の自慢がたくさん出て楽しませていただきました(笑)。私も静岡の自慢を少しさせていただきますと、静岡は東西200㎞、東海道新幹線の駅が6つもあります。そして駿河湾、南アルプス、富士山と海の幸、山の幸に恵まれている所です。気候も勿論、温暖です。農水産物の食材がなんと439品目あるというのが川勝知事の自慢でもあります。昨日は静岡の食を堪能していただけましたか? ぜひとも今日、お土産をたくさん買って帰ってください。
さて、広島と長崎の原爆記念日、この間に開催されるこの関ブロ母女は本当に意味がある会だと思います。私は昨日、自立と共生の分科会に参加させていただきました。やはり、学校現場こそ平等であるべき、そして、同一労働同一賃金の教職員こそ平等であるべきだと思います。ところがまだ混合名簿もこの関ブロの中では実行されていない県があるという事も、少し驚きでした。
私はいま静岡県議会議員ですが、69人中、女性議員はたった4人です。増えて4人です。まだまだ男女平等には行きつかないという現実を目の当たりにしています。国の政策では、女性活躍、女性が仕事を続ける環境づくりを積極的に行ってはいます。しかし、女の先生方がまだ分掌でも管理職も少ないし、本当の平等はまだまだだと実感します。
議場に赤ちゃんを連れて授乳をするというようなことが話題になりました。育児休業制度は、この静岡県藤枝市、私が住んでいる市の女性教員が56年前に、育児休暇があったら良いな、というのを地区の役員会で声をあげました。それが日教組の全国大会の議題となり、1975年に育児休業法案が国の法制度になったわけです。女の先生が働き続けるために、しっかりと私たちの先輩が努力を積み上げて勝ち取った育児休業なのです。このような歴史を踏まえて、世の中の女性の活躍のために、女の先生が――女の先生って言うと何か偏見的な言い方かもしれませんが――先陣を切って世の中の女性をリードしていく。そういう立場だと思います。皆様方が、権利を使って、自信を持って働き続けること、それが世の中の女性を引っ張っていくことになります。
ぜひとも、自信を持って声をあげていこうではありませんか。教師が輝くことが子どもたちの輝く未来につながります。子どもの未来のため、子どもの平和のためという理念があればどんな事を発言しても怖くはないと思います。平和に対する思い、そして、嘘は言わない。女性は誠実、正直に真っ当に前を向いて正しいことは正しいと皆で言い張ろうではありませんか。それがこの仲間の持つ強みだと思います。
この仲間と共にこの静岡で学んだ2日間をぜひとも広めていってください。そして、仲間がいることを強みにして頑張っていきましょう。本日はおめでとうございます。ありがとうございました。
2019年01月28日
オープンダイアローグに期待する
オープンダイヤローグに期待する
佐野 愛子
病気を治すためには投薬治療が一般的です。がんの治療薬「オプチーボ」も保険適用となりその効果が期待されるところです。しかしながら、効用がはっきりしない薬もあるようで、認知症の進行を抑えるということでよく使われている「アリセプト」は画期的な治療薬だとされていますが、聞くところによるとフランスではその効果に疑問が生じ、最近保険適用から外されたということです。
また、発達障害や多動性がみられる子どもにも服薬をすることがあります。大人は「これで落ち着いた、普通になった。」と思いがちですが、本人は「ずっと頭に重い鉄の蓋をかぶっているみたい。」「自分が自分じゃないみたい。」という違和感を持っているということも聞きます。薬は副作用がつきものです。精神に病を持つ方々も服薬とその副作用とのバランスを見ながら処方を続けています。
そんな中、「オープンダイヤローグ」という、対話を重ねることで統合失調症などが回復するという画期的な治療法が注目されています。薬物中心の従来の常識を覆す手法です。
もともと、フィンランドの西ラップ地方で生まれた手法ですが、患者と家族、医師、看護師などの専門チームがミーティングを開き対話をするというごくシンプルなものです。
患者と治療者という上下関係はなく、みんなが対等に発言し、治療方針を決める時も患者のいるところで話し合いをします。
日本でも導入が始まり、研修会がもたれるようになってきました。しかし、まだまだ中央の一部の動きであって、静岡では治療ができるところまでは至っていません。医療現場に導入されるには課題が大きい現実です。
私はこの「オープンダイヤローグ」について、中央の研修会や書籍等で研究しなんとかして地元で実践できるように進めたいと考えています。関心がある方々と連携し進めて参りたいと思いますのでよろしければご一報ください。
佐野 愛子
病気を治すためには投薬治療が一般的です。がんの治療薬「オプチーボ」も保険適用となりその効果が期待されるところです。しかしながら、効用がはっきりしない薬もあるようで、認知症の進行を抑えるということでよく使われている「アリセプト」は画期的な治療薬だとされていますが、聞くところによるとフランスではその効果に疑問が生じ、最近保険適用から外されたということです。
また、発達障害や多動性がみられる子どもにも服薬をすることがあります。大人は「これで落ち着いた、普通になった。」と思いがちですが、本人は「ずっと頭に重い鉄の蓋をかぶっているみたい。」「自分が自分じゃないみたい。」という違和感を持っているということも聞きます。薬は副作用がつきものです。精神に病を持つ方々も服薬とその副作用とのバランスを見ながら処方を続けています。
そんな中、「オープンダイヤローグ」という、対話を重ねることで統合失調症などが回復するという画期的な治療法が注目されています。薬物中心の従来の常識を覆す手法です。
もともと、フィンランドの西ラップ地方で生まれた手法ですが、患者と家族、医師、看護師などの専門チームがミーティングを開き対話をするというごくシンプルなものです。
患者と治療者という上下関係はなく、みんなが対等に発言し、治療方針を決める時も患者のいるところで話し合いをします。
日本でも導入が始まり、研修会がもたれるようになってきました。しかし、まだまだ中央の一部の動きであって、静岡では治療ができるところまでは至っていません。医療現場に導入されるには課題が大きい現実です。
私はこの「オープンダイヤローグ」について、中央の研修会や書籍等で研究しなんとかして地元で実践できるように進めたいと考えています。関心がある方々と連携し進めて参りたいと思いますのでよろしければご一報ください。
2016年12月27日
県政連記事
昨年行われた参議院選挙では、18才以上の若者が初めて投票権をもちました。投票率を調査したところ、県立高生はなんと81.3%が投票に行きました。それに比べ既に高校を卒業している19歳の投票率は37.1%と格段に落ち込んでいました。主権者教育の大切さ、そして学校教育の成果を物語っていると思います。
若者がしっかり投票に行って、若者の声を政策に生かす取り組みをしていかないことには若者が暮らしやすい社会は実現しません。
今年はミニ地方統一選があり各地で各級の選挙が実施されます。子どもたちの未来のため、日々の暮らしのためにも投票に行きましょう
2016年12月22日
心愛へ トランプショック
トランプ・ショック
アメリカ大統領選の信じられない結果が出ました。選挙戦中の過激な発言はとても大国の大統領にはふさわしくない人物であり、アメリカの国民が彼を選ぶとは想像もつきませんでした。「これは悪い夢を見ているのではないか。」と頬をつねってみたくなります。
これから世界はどうなってしまうのか、恐怖に近いものを感じるのは私だけでしょうか。
アメリカは格差がたいへん大きい国です。「国民の上位1%が持つ資産は、下位90%が持つ資産の総量より多い」と例えられるように、貧困にあえいでいる子どもや老人にあふれています。
日本は、国民皆保険制度が整っており、病気になって医者にかかっても治療費は健康保険があるため少ない負担で済みます。 しかしながら、アメリカには国民健康保険制度はありません。民間保険会社の医療保険に任意加入するしかないのです。急病になって救急車で病院に運ばれると、受け入れた医者は患者にまず、「健康保険に入っていますか?これから治療をするには00ドル必要ですがあなたには支払うことができますか?」と尋ねるそうです。そして「そんな高額なお金は払えません。」と答えると支払い可能な分の治療だけを施し、あとは家へ帰されるだけなのです。
オバマ大統領はアメリカにおける皆保険制度の必要性を訴え「オバマプラン」を提案し、制度の実行に向けて進みつつありました。しかし、トランプ大統領は閣僚人事に「オバマプラン」反対派の人物を登用しようとしています。アメリカにおける医療保障は、また暗澹としたものになっていきそうです。
我が国においては、子ども医療費無償化も進んできました。加えて高額医療制度や後期高齢者医療制度など少しずつではありますが負担軽減に向けての制度が充実してきました。しかし、今国会では年金法案の見直しが可決するなど社会保障をめぐる動向には予断が許せません。精神障害者の医療費負担軽減やJR運賃の無料化など、この会が継続していく課題はいろいろあります。
会員の皆様とともに更なる充実を求めていきましょう。
アメリカ大統領選の信じられない結果が出ました。選挙戦中の過激な発言はとても大国の大統領にはふさわしくない人物であり、アメリカの国民が彼を選ぶとは想像もつきませんでした。「これは悪い夢を見ているのではないか。」と頬をつねってみたくなります。
これから世界はどうなってしまうのか、恐怖に近いものを感じるのは私だけでしょうか。
アメリカは格差がたいへん大きい国です。「国民の上位1%が持つ資産は、下位90%が持つ資産の総量より多い」と例えられるように、貧困にあえいでいる子どもや老人にあふれています。
日本は、国民皆保険制度が整っており、病気になって医者にかかっても治療費は健康保険があるため少ない負担で済みます。 しかしながら、アメリカには国民健康保険制度はありません。民間保険会社の医療保険に任意加入するしかないのです。急病になって救急車で病院に運ばれると、受け入れた医者は患者にまず、「健康保険に入っていますか?これから治療をするには00ドル必要ですがあなたには支払うことができますか?」と尋ねるそうです。そして「そんな高額なお金は払えません。」と答えると支払い可能な分の治療だけを施し、あとは家へ帰されるだけなのです。
オバマ大統領はアメリカにおける皆保険制度の必要性を訴え「オバマプラン」を提案し、制度の実行に向けて進みつつありました。しかし、トランプ大統領は閣僚人事に「オバマプラン」反対派の人物を登用しようとしています。アメリカにおける医療保障は、また暗澹としたものになっていきそうです。
我が国においては、子ども医療費無償化も進んできました。加えて高額医療制度や後期高齢者医療制度など少しずつではありますが負担軽減に向けての制度が充実してきました。しかし、今国会では年金法案の見直しが可決するなど社会保障をめぐる動向には予断が許せません。精神障害者の医療費負担軽減やJR運賃の無料化など、この会が継続していく課題はいろいろあります。
会員の皆様とともに更なる充実を求めていきましょう。
2016年12月19日
重症心身障害児者守る会50周年
守る会の三原則によせて
静岡県議会議員 佐野愛子
守る会藤枝分会の創立50周年おめでとうございます。会員の皆様のたゆまぬ努力の継続に、心より敬意を表します。
私がこの会とのつながりは今から14年ほど前になります。松岡紋子先生の後を受けて県議会議員としての活動を始めようとしている時、最初に出会ったのが守る会の皆さまでした。「やけに元気なお母さんたちだな。」というのが第一印象でした。今思えば、藤枝発で「つばさ」を設立する運動の真っ最中、エネルギーと団結力が充実している時だったのでしょう。松岡先生と一緒に集会に参加したり要請に出たりしたことが私の議員活動の原点となりました。
そして、この会の「三原則と親の憲章」は社会に生きていく人間としての心得として最高の文章だと思います。何度読み返してもひとこと一言が重く深い意味があり、読み返すたびに私も原点に立ち返ることができます。三原則に寄せる思いをあげさせていただきます。
三原則の一番目「決して争ってはならない」
国では安全保障関係の法案が成立しました。平和な社会は障害者にとって最低限の条件です。地震津波などの自然災害は人の力で防ぐことは難しいので防災対策を進めることが大切ですが、戦争や紛争は人間が起こすものです。命の大切さを誰よりもわかっている守る会の皆さま、平和の大切さ訴えていきましょう。もちろん身近な人たちと争っている場合ではありません。会員同士も会員でない人も。そして一番身近な家族とも仲良く力を合わせていきましょう。
二番目「親個人のいかなる主義主張も党派を超えること」
目的達成のためには政治的な力が必要です。政策により権利や安心が決定されます。政党云々というのではなく、すべての合意を得て必要な施策を進めることが先決です。私も政治家としてしっかり心得ておきます。
三番目「もっとも弱いものをひとりももれなく守る」
これこそ守る会の基本となる理念ですね。社会的に最も弱い立場である重症心身障害者。この方たちの人権と命を守ることが社会の原点です。社会の成熟度が試されます。この理念について私が学ばせていただいた方々をあげると、「びわこ学園」を創立した糸賀一雄さん。「この子らを世の光に」の言葉に、福祉に携わる視線を学ばせていただきました。また身近では「つばさ」の山倉先生を中心とするスタッフのみなさん。重症心身障害者の方々への具体的なかかわり方や理論の基礎がたいへん勉強になります。
そして、やっぱり一番理念を実践しているのは、会員のみなさんです。一人で悩んでいても変わらない社会を多くの人々と力を合わせることで、少しづつ少しづつ変えてきました。励まし合ってきました。これからもより一層会員の皆様が元気に力を合わせて、次の50年に向けて新しいスタートをきりましょう。
静岡県議会議員 佐野愛子
守る会藤枝分会の創立50周年おめでとうございます。会員の皆様のたゆまぬ努力の継続に、心より敬意を表します。
私がこの会とのつながりは今から14年ほど前になります。松岡紋子先生の後を受けて県議会議員としての活動を始めようとしている時、最初に出会ったのが守る会の皆さまでした。「やけに元気なお母さんたちだな。」というのが第一印象でした。今思えば、藤枝発で「つばさ」を設立する運動の真っ最中、エネルギーと団結力が充実している時だったのでしょう。松岡先生と一緒に集会に参加したり要請に出たりしたことが私の議員活動の原点となりました。
そして、この会の「三原則と親の憲章」は社会に生きていく人間としての心得として最高の文章だと思います。何度読み返してもひとこと一言が重く深い意味があり、読み返すたびに私も原点に立ち返ることができます。三原則に寄せる思いをあげさせていただきます。
三原則の一番目「決して争ってはならない」
国では安全保障関係の法案が成立しました。平和な社会は障害者にとって最低限の条件です。地震津波などの自然災害は人の力で防ぐことは難しいので防災対策を進めることが大切ですが、戦争や紛争は人間が起こすものです。命の大切さを誰よりもわかっている守る会の皆さま、平和の大切さ訴えていきましょう。もちろん身近な人たちと争っている場合ではありません。会員同士も会員でない人も。そして一番身近な家族とも仲良く力を合わせていきましょう。
二番目「親個人のいかなる主義主張も党派を超えること」
目的達成のためには政治的な力が必要です。政策により権利や安心が決定されます。政党云々というのではなく、すべての合意を得て必要な施策を進めることが先決です。私も政治家としてしっかり心得ておきます。
三番目「もっとも弱いものをひとりももれなく守る」
これこそ守る会の基本となる理念ですね。社会的に最も弱い立場である重症心身障害者。この方たちの人権と命を守ることが社会の原点です。社会の成熟度が試されます。この理念について私が学ばせていただいた方々をあげると、「びわこ学園」を創立した糸賀一雄さん。「この子らを世の光に」の言葉に、福祉に携わる視線を学ばせていただきました。また身近では「つばさ」の山倉先生を中心とするスタッフのみなさん。重症心身障害者の方々への具体的なかかわり方や理論の基礎がたいへん勉強になります。
そして、やっぱり一番理念を実践しているのは、会員のみなさんです。一人で悩んでいても変わらない社会を多くの人々と力を合わせることで、少しづつ少しづつ変えてきました。励まし合ってきました。これからもより一層会員の皆様が元気に力を合わせて、次の50年に向けて新しいスタートをきりましょう。
2016年12月19日
心愛会50周年によせて
「トリエステ」のように
佐野 愛子
焼津・藤枝二市心愛会創立50周年おめでとうございます。
ひとくちに50年といっても半世紀です。21世紀の現在とは社会環境も医療の環境も全く異なっていた時代に、静岡県初の家族会を立ち上げたということはなんという行動力でしょう。精神の障害には家族同士のつながりが大切であること、精神障害に対する正しい知識や理解が必要なことを会員とともに訴え続けてきました。また、当事者の社会参加のための作業所の設立、医療費や各種保障制度の獲得も家族会という組織で声をあげてきた成果であります。歴代の会長様始め役員や関わってくださった方々の献身的なご尽力に心より敬意を表します。
さて、「イタリアには精神病院がない」ってご存知ですか?
イタリアの精神保健医療改革について、昨年静岡県議会の海外調査団が有名なトリエステを視察してきました。人口23万6000人の街トリエステでは、当時入院患者が1200人いましたが段階的にベットを減らしていき、それに替わる地域サービス網を作っていったのです。4か所ある地域精神保健センターは24時間オープン、夜間救急時のベットは総合病院に用意されています。24時間ケア付きの住居やデイケアセンターなどに加え、医師、看護師を始めとする専門職や多くの職員も導入しました。トリエステでの成功例を基に、1999年にイタリア全土の精神科病院の完全撤廃が宣言されたのです。
日本でも法制度が変わり、精神障害者の地域生活への移行を促進する方向性が示されています。地域で生活するにはトリエステのように理想的な支援の整備体制を整えることはもちろんですが、周囲の意識改革がポイントとなります。精神障害者に対する差別、偏見を少しずつでも減らして、みんなで見守るという社会を作っていかなければなりません。
今年春からは「障害者差別解消法」が施行され、県でも障害者の差別をなくす条例が成立します。みんなの人権が尊重されて命が大切に守られるために心愛会のみんなも自信をもって様々な声をあげていきましょう。医療費の無料化やJR賃金の無料化などの今後の課題に向けても活動を続けていきましょう。
あと50年後の100周年には、藤枝、焼津、島田がトリエステの街のようになっているでしょうか。
佐野 愛子
焼津・藤枝二市心愛会創立50周年おめでとうございます。
ひとくちに50年といっても半世紀です。21世紀の現在とは社会環境も医療の環境も全く異なっていた時代に、静岡県初の家族会を立ち上げたということはなんという行動力でしょう。精神の障害には家族同士のつながりが大切であること、精神障害に対する正しい知識や理解が必要なことを会員とともに訴え続けてきました。また、当事者の社会参加のための作業所の設立、医療費や各種保障制度の獲得も家族会という組織で声をあげてきた成果であります。歴代の会長様始め役員や関わってくださった方々の献身的なご尽力に心より敬意を表します。
さて、「イタリアには精神病院がない」ってご存知ですか?
イタリアの精神保健医療改革について、昨年静岡県議会の海外調査団が有名なトリエステを視察してきました。人口23万6000人の街トリエステでは、当時入院患者が1200人いましたが段階的にベットを減らしていき、それに替わる地域サービス網を作っていったのです。4か所ある地域精神保健センターは24時間オープン、夜間救急時のベットは総合病院に用意されています。24時間ケア付きの住居やデイケアセンターなどに加え、医師、看護師を始めとする専門職や多くの職員も導入しました。トリエステでの成功例を基に、1999年にイタリア全土の精神科病院の完全撤廃が宣言されたのです。
日本でも法制度が変わり、精神障害者の地域生活への移行を促進する方向性が示されています。地域で生活するにはトリエステのように理想的な支援の整備体制を整えることはもちろんですが、周囲の意識改革がポイントとなります。精神障害者に対する差別、偏見を少しずつでも減らして、みんなで見守るという社会を作っていかなければなりません。
今年春からは「障害者差別解消法」が施行され、県でも障害者の差別をなくす条例が成立します。みんなの人権が尊重されて命が大切に守られるために心愛会のみんなも自信をもって様々な声をあげていきましょう。医療費の無料化やJR賃金の無料化などの今後の課題に向けても活動を続けていきましょう。
あと50年後の100周年には、藤枝、焼津、島田がトリエステの街のようになっているでしょうか。
2015年01月11日
藤枝市成人式
藤枝市成人式 瀬戸谷地区

瀬戸谷地区の成人の皆様、冬のこの好き日に成人式を迎えられたこと、心よりお喜び申し上げます。
美しい着物やスーツで着飾った皆様方はすばらしく輝いて見えます。このような晴れ姿ができたのもこれまで育ててくださったお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど家族親族の温かい支えがあったからこそです。心から感謝しありがとうの言葉で表しましょう。
また、きょう会場には小中学校の恩師の先生方が大勢いらしてくれています。これまで温かい指導をしてくださった先生方にも感謝しましょう。
さて、19歳と20歳の成人では何が違うと思いますか?
「お酒が飲める。」「タバコが吸える。」それも大きいことですね。さらに、事件があった場合でも、少年Aではなくて本人の実名が出ます。大きな責任を持つということですね。そしてもうひとつ、参政権を得ることになります。選挙で一票を投ずる権利があります。これからの人生で何度かある選挙、棄権しないで行ってください。自分で考えて選んだ人を投票してください。そのことで市民として声を出す基本が生まれるのです。
また、日本は少子高齢化を迎えています。皆さんはこれからの日本を支えていく大事なちからです。社会の一員として働き経済を豊かにし、税金や年金を納めていく役目を担っています。よろしくお願いします。
そして今、瀬戸谷に住んでいる人いない人それぞれだと思いますが、この瀬戸谷で生まれ育ったことを誇りにしてください。瀬戸谷の子はやさしく、我慢強く働き者であるはずです。どこへいっても瀬戸谷の子は違う、さすがだ。と言われるはずです。ふるさと瀬戸谷の山々はいつまでも皆さんの成長を見守り応援しています。
みなさんの未来が幸多きことを心からご祈念して挨拶といたします。
この子たちが生まれた年の1月、阪神淡路大震災が起こりました。あれから20年なんですね。
瀬戸谷地区の成人の皆様、冬のこの好き日に成人式を迎えられたこと、心よりお喜び申し上げます。
美しい着物やスーツで着飾った皆様方はすばらしく輝いて見えます。このような晴れ姿ができたのもこれまで育ててくださったお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど家族親族の温かい支えがあったからこそです。心から感謝しありがとうの言葉で表しましょう。
また、きょう会場には小中学校の恩師の先生方が大勢いらしてくれています。これまで温かい指導をしてくださった先生方にも感謝しましょう。
さて、19歳と20歳の成人では何が違うと思いますか?
「お酒が飲める。」「タバコが吸える。」それも大きいことですね。さらに、事件があった場合でも、少年Aではなくて本人の実名が出ます。大きな責任を持つということですね。そしてもうひとつ、参政権を得ることになります。選挙で一票を投ずる権利があります。これからの人生で何度かある選挙、棄権しないで行ってください。自分で考えて選んだ人を投票してください。そのことで市民として声を出す基本が生まれるのです。
また、日本は少子高齢化を迎えています。皆さんはこれからの日本を支えていく大事なちからです。社会の一員として働き経済を豊かにし、税金や年金を納めていく役目を担っています。よろしくお願いします。
そして今、瀬戸谷に住んでいる人いない人それぞれだと思いますが、この瀬戸谷で生まれ育ったことを誇りにしてください。瀬戸谷の子はやさしく、我慢強く働き者であるはずです。どこへいっても瀬戸谷の子は違う、さすがだ。と言われるはずです。ふるさと瀬戸谷の山々はいつまでも皆さんの成長を見守り応援しています。
みなさんの未来が幸多きことを心からご祈念して挨拶といたします。
この子たちが生まれた年の1月、阪神淡路大震災が起こりました。あれから20年なんですね。
2013年10月28日
学力テストについて 藤枝市健康福祉大会あいさつ
H25・9・28 藤枝市健康福祉大会あいさつ
彼岸花が咲き揃う秋本番の季節となりました。
本日ここに藤枝市の健康と福祉の充実を牽引する皆様が一同に集い大会が開催されますことを心よりお喜び申し上げます。
さて、静岡県の子どもたちの学力テストについて連日のように論議が交わされています。
先日平均点を上回る学校名、校長名一覧が新聞に発表されて家庭でも話題になったことと思います。みなさまはどのように受けとめたでしょうか。
確かに平均点が高い学校の方がいいし、テストはいい点を取ったほうがいいですよね。しかしそれは校長先生個人が優秀だからでしょうか。担任の先生が優秀だからでしょうか。義務教育は地域の子どもすべてを受け入れるところです。障害がある子どもも、外国籍で日本語がわからない子も希望すればすべての子どもたちに等しく教育を受けさせるところです。塾や私学とは違います。すべての子に応じて学ぶ喜びを持たせ意欲を育みながら学ぶ力を身に付けさせるよう先生たちは日々授業をしています。
数日前、藤枝市内の小規模の小学校の校長先生に聞きました。6年生の女子が謝りに来たそうです。「校長先生ごめんね。私たちのクラスができないもんで先生の名前が載らなくて。」
子どもにこんなことを言わせていいのでしょうか。さらに予想されることは「私たちのクラスには勉強できない**さんがいるから。」となっていくことも考えられます。いじめ・差別につながりかねません。平均点で指導の序列を付けることが続けば、インクルージョン、共に生きる、共生の理念で進めている教育の理念を揺るがすことにもつながりかねません。
幸いなことに 「教育日本一」をかかげているこの藤枝市は、共生の教育も推進しています。特別支援が必要なこどもが学区の学校に通うことができるように、特別支援学級の設置が進んでいます。中学校では10校中5校、小学校は17校中7校、通級も入れれば9校に支援学級ができました。障害がある人もお年寄りも住み慣れた地域で学び生活するという理念の実現に近づける施策です。
子どもやお年寄り、障害者、病気になった人など弱い立場の方々が安心して生活できる社会づくりこそが政治の役割です。
本日ここにお集まりの皆さんが心をひとつにして、差別をなくし、やさしく誰もが住みたくなるまち藤枝をつくっていこうではありませんか。
彼岸花が咲き揃う秋本番の季節となりました。
本日ここに藤枝市の健康と福祉の充実を牽引する皆様が一同に集い大会が開催されますことを心よりお喜び申し上げます。
さて、静岡県の子どもたちの学力テストについて連日のように論議が交わされています。
先日平均点を上回る学校名、校長名一覧が新聞に発表されて家庭でも話題になったことと思います。みなさまはどのように受けとめたでしょうか。
確かに平均点が高い学校の方がいいし、テストはいい点を取ったほうがいいですよね。しかしそれは校長先生個人が優秀だからでしょうか。担任の先生が優秀だからでしょうか。義務教育は地域の子どもすべてを受け入れるところです。障害がある子どもも、外国籍で日本語がわからない子も希望すればすべての子どもたちに等しく教育を受けさせるところです。塾や私学とは違います。すべての子に応じて学ぶ喜びを持たせ意欲を育みながら学ぶ力を身に付けさせるよう先生たちは日々授業をしています。
数日前、藤枝市内の小規模の小学校の校長先生に聞きました。6年生の女子が謝りに来たそうです。「校長先生ごめんね。私たちのクラスができないもんで先生の名前が載らなくて。」
子どもにこんなことを言わせていいのでしょうか。さらに予想されることは「私たちのクラスには勉強できない**さんがいるから。」となっていくことも考えられます。いじめ・差別につながりかねません。平均点で指導の序列を付けることが続けば、インクルージョン、共に生きる、共生の理念で進めている教育の理念を揺るがすことにもつながりかねません。
幸いなことに 「教育日本一」をかかげているこの藤枝市は、共生の教育も推進しています。特別支援が必要なこどもが学区の学校に通うことができるように、特別支援学級の設置が進んでいます。中学校では10校中5校、小学校は17校中7校、通級も入れれば9校に支援学級ができました。障害がある人もお年寄りも住み慣れた地域で学び生活するという理念の実現に近づける施策です。
子どもやお年寄り、障害者、病気になった人など弱い立場の方々が安心して生活できる社会づくりこそが政治の役割です。
本日ここにお集まりの皆さんが心をひとつにして、差別をなくし、やさしく誰もが住みたくなるまち藤枝をつくっていこうではありませんか。
2011年09月29日
ゆったりといろいろな「現場」に出かけました
~9月17日(土)~
今日も、ゆったりといろいろな「現場」に出かけました。
まず、藤枝市 敬老会 今年度75歳になる方々を、市民会館に招待して記念式典と落語などのアトラクションで楽しんでいただきます。市の長寿介護可課の主催です。
式典で県議を代表して挨拶をさせていただきました。その内容はHPでご覧ください。

藤枝小学校授業参観
土曜日の休日参観日があると聞きつけて、若いパパママに混じって授業参観。1年生から6年生まで駆け足でしたがしっかり楽しく参観しました。蒸し暑い中、子どもたちはよく集中して頑張っています。もちろん教員も工夫して息のあった授業ばかりです。なかよし学級のこどもに「だれのお母さん?」って聞かれてしまいました。音楽の合奏指導。もううずうずしてきます。ほかの学校にもまたいきますね。
心愛精神保健学習会
患者の家族の希望者を募り、病気について正しく理解し思いを語り合う会です。孤立しないで語り合うこと、経験を分かち合うことが本当に大切です。参加者のみなさんが安心した表情になったことうれしく思いました。これからも回を重ねます。
琴風門下生書道作品展
「読める書と読めない書」 芸術性の高い作品です。大作や小品などバラエティーに富んんでいて楽しみました。作品を生み出す苦労も聞きました。ひとつのことを極め表現を模索している人たちって素敵ですね。琴風さんの息子さんで熊本市立美術館の館長さんをしている桜井さんを訪ねたばかりでした。


式典で県議を代表して挨拶をさせていただきました。その内容はHPでご覧ください。


土曜日の休日参観日があると聞きつけて、若いパパママに混じって授業参観。1年生から6年生まで駆け足でしたがしっかり楽しく参観しました。蒸し暑い中、子どもたちはよく集中して頑張っています。もちろん教員も工夫して息のあった授業ばかりです。なかよし学級のこどもに「だれのお母さん?」って聞かれてしまいました。音楽の合奏指導。もううずうずしてきます。ほかの学校にもまたいきますね。

患者の家族の希望者を募り、病気について正しく理解し思いを語り合う会です。孤立しないで語り合うこと、経験を分かち合うことが本当に大切です。参加者のみなさんが安心した表情になったことうれしく思いました。これからも回を重ねます。

「読める書と読めない書」 芸術性の高い作品です。大作や小品などバラエティーに富んんでいて楽しみました。作品を生み出す苦労も聞きました。ひとつのことを極め表現を模索している人たちって素敵ですね。琴風さんの息子さんで熊本市立美術館の館長さんをしている桜井さんを訪ねたばかりでした。

Posted by 佐野 愛子 at
12:37
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)
2009年05月25日
三輪立花線 広幡橋開通式

4月22日 三輪立花線 広幡橋開通式


Posted by 佐野 愛子 at
16:04
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)
2009年05月17日
本郷ふるさと普請の会1社1村運動認定式
4月21日 本郷ふるさと普請の会1社1村運動認定式
瀬戸谷本郷小田野沢というところにビオトープを作って地元の本郷ふる郷普請の会と株式会社エクノスワタナベがともに管理していこうという認定式です。まさに民と民の婚礼に県が仲人として介入したという訳なのです。
ここ小田野沢は、水路や湿地、田圃など昔の里山の景色がそのまま残っているところで、もうすぐ蛍がたくさん飛び交います。ホトケドジョウやモロアオガエルなど絶滅危惧種の生き物がいます。雨がたくさん降る中でしたが、瀬戸谷小学校の4年生13人が山田辰美先生やエクノスの後藤さんのお話を聞いてメダカやカワニナの放流をしました。魚を捕る網も全員にプレゼントしてくれました。
こらから子どもたちが魚を捕ったり探検したりしてふるさとでの原体験を重ねてほしいと思います。瀬戸谷の宝が増えてうれしいですね。




Posted by 佐野 愛子 at
19:46
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)
2009年05月15日
高友会ふれあい農園
高友会ふれあい農園
開園式高洲与左右衛門に43区画の新しいふれあい農園が開園しました。高友会の皆さんによって綺麗に整備されあとは利用者の方が植え付けをするばかりです。
老人ホーム円月荘の真ん前なのでホームの方も野菜を育てます。家庭農園は、農地の有効利用、余暇の利用、生きがい健康づくり、家族のコミュニケーション、仲間とのコミュ二ヶーションづくり、採れた野菜で家族の健康づくり、お裾分けで皆さんにも健康づくりなど良いことづくしです。会員手作りのくす玉割や看板の除幕式などがあって雰囲気もなごやかですばらしかったです。
Posted by 佐野 愛子 at
21:14
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)
2009年05月13日
新茶初取引
4月18日 新茶初取引

県内トップをきって行う藤枝茶流通センターの初取引です。JA関係者、各茶工場の役員や茶農家の方々、そして茶商の皆さん、行政関係者などが一同に集まっての開所式と初取引を行います。
しかし、お茶の価格は低迷を続け今年の見通しも決して明るいわけではありません。なんとか勇気づけ活気づけてさい先良いスタートにしたいという願いがこもった取引でした。蔵田茶工場のお茶がキロ当たり1万5千円と一番高値がつきました。センターの職員がそろばんで数字を示し茶商と生産者の間で交渉をします。双方が同意すると「よーっシャン」と手を打って交渉成立となります。
様々な農産物の季節感がなくなっている昨今、新茶だけは大いに季節にこだわります。日本全国にさわやかな新茶の香りとお茶の癒しを届けるという期待を持って元気にこの繁忙期を乗り越えたいものです。




Posted by 佐野 愛子 at
17:23
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)
2009年05月07日
関東商工会議所女性会連合会総会
4月17日 関東商工会議所女性会連合会総会
静岡のグランシップを会場に、関東9県から750人が参加して開催されました。私は藤枝商工会議所女性会の会員なので皆さんと開催県としてのおもてなし役を務めました。県内の物産品の販売を行いましたが、さすが商工会議所の会員だけあって目が高くお茶やメロンなど物産品を多く買い求めてくれました。藤染めのスカーフ、紅屋の和菓子も売れ行きが良よく、私も呼び込みをした甲斐がありました。
それにしても女性のパワーはすごい!それぞれが商売を、商店街を支えている人たちだと思うと尊敬するし頼もしい仲間でもあるのです。姫野友美さんの講演、大ホール「海」でのレセプションも盛り上がりました。

Posted by 佐野 愛子 at
20:06
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)
2009年04月17日
農産加工施設「白藤の里」開所式
4月10日 葉梨西北活性化施設「白藤の里」開所式
国県市で総工費1億8000万円を負担して完成した待望の農産加工施設です。地元の方々が、味噌、蕎麦、たけのこなどを加工して販売します。まさにおばさんパワー全開です。目の前にある一社一村運動で植樹したアーモンドの木も大きくなってきました。町の人たちが多く訪れて手作りの良さ、田舎の良さを満喫していただきたいという願いがふくらんでいます。
瀬戸谷の「せとやっこ」伊久美の「やまゆり」などどこも地域おこしに 地場産品の売出しを図っています。「白藤の里」でどんな独自性を生み出して他との差別化をはかり、販売を確保していくか勝負です。


葉梨西北活性化施設


葉梨西北活性化施設
Posted by 佐野 愛子 at
09:10
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)
2009年04月16日
七福神国際フェスティバル実行委員会
4月8日(水)第1回 七福神国際フェスティバル実行委員会
高木桂蔵先生が実行委員長で、七福神踊りで楽しい輪を広げようという試みです。高木先生のモットー「あたま」 「あ」は明るく「た」は楽しく「ま」は前向きにというまことにすばらしい「あたま」ですね。伊豆の七福神グループと中部地区の七福神が宝船に乗って駿河湾を渡って交流を深めるという計画もあります。また、今年は国民文化祭が開催されますが七福神も応募参加が認められ、11月3日の東海道いきいき祭りには、藤枝宿商店街で七福神国際フェスティバルを開催する計画です。
さらに、開港を控えた富士山静岡空港では、来静するお客様を七福神で歓迎しようという計画もあります。この不景気の中ではありますが、元気に明るく景気付けになることなら参加してがんばろうではありませんか。ちなみに私は中部地区実行委員長という大役を仰せつかっています。


Posted by 佐野 愛子 at
12:49
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)
2009年01月13日
ノルウエー編 ~少子化対策政策の効果表れ~
ノルウエー ~ビーラム市役所~
少子化対策政策の効果が表れ、10年で10%人口が増加しています。また、ノルエーは、仕事と家庭の両立支援も充実し、世界初の父親休暇の「パパ・クオータ制度」も取得する人が85%になりました。
さらに、男女平等政策も世界一で女性官僚が40%を占めています。
~市役所の前で~
~児童福祉課のレクチャー~


~市役所の前で~
~児童福祉課のレクチャー~
Posted by 佐野 愛子 at
15:06
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)
2009年01月09日
世界遺産 ~フロム ベルゲン~



~フロム村の村長さんと~
~ベルゲンの街並み~
Posted by 佐野 愛子 at
16:26
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)
2009年01月04日
北欧3ヶ国を視察 ~スウエーデン編~
スウエーデン ~ホーンスチュール高齢者施設~
所得の75%が税で引かれるという「高負担高福祉」の国です。特に高齢者や障害者の住宅提供には力を入れています。サービスハウスとよばれている高齢者専用アパートにレストラン、プール、売店、図書館などが併設されています。他に介護度の高い高齢者が対象のナーシングホーム、認知症高齢者が共同生活をするグループホームなどがあります。24時間介護を実施しています。
静岡県議会福祉・教育等海外事情調査団~団員のみなさんと~

静岡県議会福祉・教育等海外事情調査団~団員のみなさんと~
Posted by 佐野 愛子 at
16:31
│愛でつなげるまちづくり(日々の活動から)