2011年12月08日
中藁科小学校・松野小学校


藁科川上流にある、全校児童90名のほどの小学校です。校庭の真ん中に大きな大きな銀杏の木があるんです。本橋校長先生は焼津から通っている私の友人です。「見頃になったよ。」という連絡があり、戸塚久美子さん、吉岡智恵さんといっしょに伺いました。樹齢140年、まさに学校と地域のシンボルです。200Mトラックも銀杏を中に囲んでいます。夏は、全校児童が銀杏の木陰に入ることができます。給食に学校で育てた大根などの食材を使ったり鮎を全校で食べたり、この地域ならではの活動の数々をお聞きしてきました。


安倍川上流、油山にある小学校です。全校児童60名ほど。複式学級もあります。教頭の八木先生も焼津から通っている私の友人。学校独自のビートープが目玉です。また、明日は活動発表会があり、和太鼓クラブの演奏に感激しました。地域のみなさんに支えられ育てられていることを実感しました。
Posted by 佐野 愛子 at
23:00
2011年12月07日
安藤忠雄講演会

安藤忠雄講演会(あすなろゆめ講座)

想像していたより、気さくでわかりやすいお話でした。直島のベネッセの美術館、民家をつかった展示館などスライドで示してくれました。
しかし、言葉は辛辣です。日本は外国からは「終わった国」だと見られている。ラフカディオハーンやグランバレーが150年前見た日本は、自然、家族、地域、国が一体化していて「世界で一番美しい国」と映っていた。今こそ市民がしっかり目を覚まして目標をもって頑張らなければならない。国際感覚を身に付け、子どもたちは自然の中で工夫して遊ぶことが大切。自分の中で夢を作って全力投球で覚悟して生きる、等々心にグサッとくる言葉ばかりでした。
震災孤児たちのための「桃・栗基金」を立ち上げています。阪神淡路震災の時からの活動です。また、学校にどんぐりを植えて林を作ったり、島にオリーブを植える活動、大阪を桜でいっぱいにする活動など実際に社会を動かしていることに深い感銘を覚えました。
著書を2冊購入して、直々にサインをしてもらいました。宝物です。

Posted by 佐野 愛子 at
13:50
2011年12月06日
国際陶芸フェスティバル in ささま


島田市の川根笹間の交流センターに、なんと全国から世界から陶芸家が集まって作品展やワークショップなどが開かれるフェスティバルが開かれました。日本からは100名ほどの陶芸家が作品を持ち寄り、海外からも10数人。地元の北島さんが実行委員長を務め、道川省二さんという陶芸家がアートディレクターです。
廃校となった小学校を宿泊施設と活用した交流センターは、グランドのテントにたくさんの陶芸作品が並び、教室や音楽室は作品展示やワークショップ会場となって、もちろん宿泊室にもなって、いつもとは異次元の世界みたい。地元の方々の協力あってこそですね。
このときに限って、台風と雨の影響で、笹間へ入る普通の道が通行止。伊久美から山をいくつもいくつも越えて大変な苦労をしてたどり着きました。藤枝の蔵田も通行止。本当に運が悪かったですね。私が「遠かったよー。」というと、地元のみなさんから「議員さん、頼むよ。」と逆に言われてしまいました。確かに、道路の確保は行政の役目ですよね。
山間地活性化の貴重な取り組みでした。参加していただいた人は、遠いところを本当にご苦労さま。
Posted by 佐野 愛子 at
11:59
2011年12月06日
国際オペラコンクール


静岡県が主催する国際オペラコンクール。県ゆかりの三浦環をたたえて没後50年の1996年からはじめて、3年に一回の開催をしています。私は今年度企画文化観光委員長として実行委員を務めています。審査委員長は伊藤京子さん。楽しみにしていた本選会、ちょっとお洒落をして出かけました。会場はアクトシティ。3次予選を勝ち抜いた6名が競います。名古屋フィルのフルオーケストラと合わせます。結果は、1位無しの2位が日本の吉田珠代さん、3位が韓国のイムチャンハンさんと日本の高橋絵理さん。それぞれ個性があり素晴らしい表現力でした。私の隣の席で聴いていた方が、なんと文化庁長官の近藤さん。素敵な方でした。
レセプションでの乾杯が私の役目です。ちょっとジョークを。ステージの中央でグラスを持ち、開口一番「では、ここで私もアリアを一曲。」みんなが、一瞬シーンとし、通訳のあと、13人もの審査員から「ヒュー」という掛け声が上がりましたが、「冗談です。」と打ち消したあと、「入選した方々の栄光をたたえます。このコンクールに関わった方々全てに感謝して、ふじのくにの文化芸術を高めてくれたことに感謝して乾杯!」と華やかにご発声。
Posted by 佐野 愛子 at
11:38