2011年12月06日
国際オペラコンクール


静岡県が主催する国際オペラコンクール。県ゆかりの三浦環をたたえて没後50年の1996年からはじめて、3年に一回の開催をしています。私は今年度企画文化観光委員長として実行委員を務めています。審査委員長は伊藤京子さん。楽しみにしていた本選会、ちょっとお洒落をして出かけました。会場はアクトシティ。3次予選を勝ち抜いた6名が競います。名古屋フィルのフルオーケストラと合わせます。結果は、1位無しの2位が日本の吉田珠代さん、3位が韓国のイムチャンハンさんと日本の高橋絵理さん。それぞれ個性があり素晴らしい表現力でした。私の隣の席で聴いていた方が、なんと文化庁長官の近藤さん。素敵な方でした。
レセプションでの乾杯が私の役目です。ちょっとジョークを。ステージの中央でグラスを持ち、開口一番「では、ここで私もアリアを一曲。」みんなが、一瞬シーンとし、通訳のあと、13人もの審査員から「ヒュー」という掛け声が上がりましたが、「冗談です。」と打ち消したあと、「入選した方々の栄光をたたえます。このコンクールに関わった方々全てに感謝して、ふじのくにの文化芸術を高めてくれたことに感謝して乾杯!」と華やかにご発声。
Posted by 佐野 愛子 at 11:38