2011年12月07日
安藤忠雄講演会

安藤忠雄講演会(あすなろゆめ講座)

想像していたより、気さくでわかりやすいお話でした。直島のベネッセの美術館、民家をつかった展示館などスライドで示してくれました。
しかし、言葉は辛辣です。日本は外国からは「終わった国」だと見られている。ラフカディオハーンやグランバレーが150年前見た日本は、自然、家族、地域、国が一体化していて「世界で一番美しい国」と映っていた。今こそ市民がしっかり目を覚まして目標をもって頑張らなければならない。国際感覚を身に付け、子どもたちは自然の中で工夫して遊ぶことが大切。自分の中で夢を作って全力投球で覚悟して生きる、等々心にグサッとくる言葉ばかりでした。
震災孤児たちのための「桃・栗基金」を立ち上げています。阪神淡路震災の時からの活動です。また、学校にどんぐりを植えて林を作ったり、島にオリーブを植える活動、大阪を桜でいっぱいにする活動など実際に社会を動かしていることに深い感銘を覚えました。
著書を2冊購入して、直々にサインをしてもらいました。宝物です。

Posted by 佐野 愛子 at 13:50