2015年06月11日
木苗教育長 対談
木苗静岡県教育長 就任
前静岡県立大学長 初の教職員以外からの抜擢
教育委員会制度が変わり、これまで別々だった教育委員長と教育長が教育長に一本化されました。
また、知事と教育委員が協議をする「総合教育会議」が設けられ、教育行政の大きな方針を示す「教育大綱」を定めます。知事の権限が強化された制度ともいわれています。
新教育長には独立した教育委員会事務局の責任者としてしっかり知事と意見交換をして、子どもたちが充実した教育を受けることができる環境を作っていただきたいものです。
そこで、就任直後の木苗教育長とお話しする機会をいただきました。(6月1日)
佐野 教育長ご就任おめでとうございます。どうぞよろしくお願いします。
まず、先生のご経歴等をお教えください。
木苗 昭和17年生まれの満72歳です。
出身は沼津です。沼津東高校を卒業して、今の県立大の前身である静岡薬科大学に入り、大学院を出ました。その後、県立大学食品栄養学部の教授になって、2009年から2015年3月まで6年間、静岡県立大学の学長を務めていました。
佐野 どんな研究を専門とされていたのですか?
木苗 私の専門は食品衛生学で、今話題になっている緑茶の効用やワサビの成分の薬効などを研究して、その成果を県でも推進している「フーズサイエンスヒルズ」という産業振興に役立てるお手伝いをしていました。
佐野 学長時代はどんなことをしていましたか?
木苗 学生との対話の機会を作るために、学長室でお弁当を食べながら学生といろいろ話をする「ランチミーティング」ということをやりました。これは、今、教育委員会の職員とも始めています。また、野球部の顧問を30年ほどやっていました。今でも運動は欠かさず毎日鍛えています。
佐野 身体も引き締まっていらしてとてもお若いですね。教育長は大変な激務だと思いますが、その体力でぜひ頑張っていただきたいと思います。
今の、学生や若者をどのようにご覧になっていますか?
木苗 目的を持たないまま進学や就職をしてしまう若者が多いような気がします。子どもたちが夢を持てるようなキャリア教育が大事だと思います。勉強する目的が持てれば学力の向上にもつながると思います。
佐野 どんな人材の育成をめざしていますか?
木苗 静岡県の未来を託せる人材を育成したいと考えています。国際化の時代なのでグローバルに活躍できる人材ですね。また、子どもたちに地域の良さを知ってもらって、郷土を理解すれば郷土に貢献できる人も育つと思います。
さらに、平均寿命も延びている現在なので、何歳になっても学ぼうとする態度が大事だと考えます。一度社会人になってから大学へ戻ったり、リタイアしてから学びなおしたりなど生涯学び続ける体制づくりも必要となります。
佐野 先生は、小中高等学校での経験はお持ちではありませんが、どのようにして理解をしていくおつもりですか?
木苗 今まで小中学生の作文コンクールの審査員をやったり高校と大学の連携で高校生との会話を持ったりした経験があります。これからは、なんといっても現場主義、学校現場をどんどん訪ねて子どもや先生、PTAの皆さんと話したいと思います。
「観る」「聴く」「話す」という三つをフルに使って理解を深めていきます。
先日は、浜松西高等学校や静岡北と中央特別支援学校に行っていろいろ見聞きしてきたところです。大変参考になりました。
佐野 そうですね。ぜひ県内各地の学校に行っていただきたいと思います。それも研究指定校や推進校だけではなく、ありのままの普段の子どもたちの姿を見ること。朝の登校から、下校、勤務終了まで一日を通して学校生活を体験する機会を作っていただきたいと希望します。
木苗 ぜひ経験したいと思います。実は、私は6人兄弟ですが、母親は小学校の教員をしていました。55歳で退職後、幼稚園の園長を20年間勤めて、現在101歳。元気で自宅で生活しています。学校についての知識は、母親からのものが多いです。
佐野 そうなんですか。女教師のお母様の後ろ姿を見てお育ちになったのですね。
今の、静岡の教育課題はどのようにとらえていらっしゃいますか?
木苗 児童生徒の学力の問題、また東京オリンピック開催に向けたスポーツ教育、キャリア教育も課題ですね。各市町の教育委員会ともしっかり連携を取っていきたいと考えます。学力テストの結果についても早期に公表するように全市町へ働きかけをしているところです。
佐野 学校現場は、学力問題だけではなく、特別支援を必要とする子への対応、いじめ、不登校、家庭の貧困などたくさんの課題を抱えながら対応に苦慮しています。ぜひ実態をご理解いただきたいのですが。
木苗 そうですね。学校だけで対応するのは限度があります。知事部局と連携してオール静岡で取り組んでいきます。また、県民参加型で地域の力を借りて支えていくこともできます。
佐野 静岡式35人学級に県単独で教員を配置していただき、たいへんありがたく思っています。一方で、教職員の多忙化が慢性化し、子どもたちと向き合う時間が十分とることができないジレンマがあります。私は、教員でなければできない仕事、他の方に任せられる仕事を振り分ける必要があると考えますが。
木苗 街ぐるみで子どもを育てる発想で取り組みます。一度では無理なので、まずモデル地区を設定していきます。
佐野 いろいろありがとうございます。静岡県には大学生は約3万7千人いますが、小中学生は約30万人、高校生は約10万人です。すべての子どもが大学に進学するわけではないので、やはり学校教育の中でしっかりとした人間形成をしていかなければならないと思います。特に、義務教育では人生の基礎となる知力や体力、集団生活などを身につけさせるために日々奮闘しています。一時間、一時間の授業の積み重ねが静岡の人材を育てています。
木苗教育長さんには、知事と共に、大所高所から静岡の教育の方向性を示して頂き、さらに、細部にわたる学校教育にも理解をいただきたく思います。
今日は、ほんとうにありがとうございました。
木苗 今後とも、各地の議員の皆様のご協力もいただきオール静岡の体制で取り組んでいきます。よろしくお願いいたします。
2015年03月26日
2015年03月22日
瀬戸谷・稲葉県政報告会
藤の瀬会館で、瀬戸谷・稲葉地区の県政報告会が開催されました。
70名程の参加者からは、終始笑顔がこぼれ、明るく和やかな空気で
会場が包まれていました。
平井市議からは、お互いにスクラムを組んで新しい教育環境づくりを
目指して、課題を解決していきたいというお言葉を頂きました。
向島前市議からは、県の議会を終えた佐野県議の幅広い視野に立った
代表質問などについて、実力を発揮しているとのお褒めの言葉を頂きました。
常葉大学の山田先生からは、故郷の宝である子供と自然環境について、
砂場の調査やカワバタモロコなど河川を守るといった行政のよさを紹
介して頂きました。
佐野県議も、地元瀬戸谷・稲葉地区に関わる道路・地すべりなどの現
状についてわかりやすく説明してくださいました。
会の後半には、若手の代表にガンバロー!をして頂きました。
また、さいごには、全員でロビーに集まって、「愛子コール!」を盛大に行い
ました。
2015年03月13日
藤枝地区の県政会 報告
県政報告会が開催されました。
21名の参加者は、佐野県議の話に熱心に耳を傾けていました。
藤枝地区では、茶町と呼ばれるように、お茶が重要な産業の一つです。
今後も、地場産業を盛り上げていくことが必要です。
意見交換では、リニア中央新幹線の課題について取り上げられました。
水不足と土砂問題に対する負担軽減が望まれます。
明るいニュースでは、ラグビーワールドカップの会場の一つに
エコパスタジアムが決定したことがありました。
2015年03月04日
2015年03月02日
「西益津・広幡・藤岡地区 佐野愛子を囲む会」報告
生憎の雨でしたが、糟谷 様、杉森 様がご準備くださった映像と音楽が皆様を温かく迎えてくださいました。
地区委員の竹内三代子 様の進行のもと、大槻明三 様の開会の言葉により会が始まりました。
まず、はじめに、南條忠義 様 原作 ふるさとの語り部「藤枝駅前 老木栴檀の独り言」の
朗読が片山梅乃 様によって行われました。栴檀の木が藤枝の歴史を語っている様子が伝わってきました。
つぎに、西益津・広幡・藤岡地区代表 小西耕平 様からあいさつをいただきました。
つづいて、藤枝市議の天野正孝 様、鈴木岳幸 様、
民主党静岡県支部第2区総支部長 松尾 勉 様から挨拶をいただきました。
また、元県議の松岡紋子 様からは、激励の言葉をいただきました。
「国づくりは人づくり」、その役割を佐野愛子県議は担っていること、議員として今、充実期であること、
女性の目線で政策提言できることなどが、佐野愛子県議の人柄の良さを伝えるとともに、エールとして送られました。
そして、佐野愛子県議より県政報告が行われました。藤枝市民の代表としてもがんばりたいという気持ちが
伝えられると共に、県政でのとりくみが報告されました。
懇談では、県議会での答弁が話題となりました。
最後に、鈴木峰子 様の閉会の言葉で会が終了しました。
地区委員の方の細やかな気配りにより、温かな雰囲気の中、「佐野愛子を囲む会」が行われました。
2015年03月02日
「岡部地区 佐野愛子県議と県政を語る会」報告
地区副代表 猪熊 學 様のあいさつにより会が始まりました。
つづいて、佐野愛子県議から県政報告がありました。
「女性が活躍する社会へ」、「地方から元気にしていく政策(静岡には宝が豊富にある)」、
「教育環境整備の充実」、「防災、エネルギー政策」、「子育て支援」「県条例の制定」、
「知事への要望活動」等、県政でのとりくみや今後の展望について報告されました。
参加された方は、時折うなずきながら、佐野愛子県議の話に真剣に耳を傾けていました。
質疑応答の時間では、参加者から「まなび愛、きずき愛、ささえ愛」
の視点から貴重なご意見をいただきました。
藤枝市議 天野正孝 様、民主党静岡県支部第2区総支部長松尾勉様からも挨拶をいただきました。
最後に、地区代表 渋谷 守 様のあいさつにより会は終了しました。
「三つの愛は平和につながる」とりくみであることが改めて確認された語る会となりました。
2015年02月26日
「葉梨愛の会 佐野愛子県政報告会」
佐野愛子県議の同級生である山本繁美さんの進行のもと、
葉梨愛の会代表、鈴木保雄さんの「開会のことば」により、会が始まりました。
はじめに、岡村市議、池谷前市議、天野市議、松尾支部長からあいさつをいただきました。
あいさつでは、藤枝市政にとって県との重要なパイプ役を果たしている佐野県議の存在の大きさが伝えられました。
続いて、佐野愛子県議より県政報告がありました。
出身地ということもあり、報告にも熱が入りました。
最後に、同級生2人による力強いエールが行われ、盛況のうちに閉会となりました。
花が飾られたり、同級生の応援があったりするなど、地区委員の方の細やかな気配りにより、
葉梨地区の後援会のさらなる団結の場となりました。
2015年02月23日
高洲地区の県政報告会
岡村市議、松尾支部長から、ご挨拶をいただき、佐野県議が、藤枝市政と県政をつなぐ重要なパ
イプ役であること、教育問題に限らず藤枝市の課題解決のため日々活動していること、先日の
県議会の代表質問のことを中心にお話しくださいました。
佐野県議も、道路整備の話から少子化問題まで多岐に渡る内容の現状と課題についてわかりや
すく報告してくださいました。
参加者は、熱心にうなづき、時折談笑が漏れるような温かい報告会となりました。
会場の準備から、片付けまで大変スムーズで、これまでの計画から当日の運営まで、高洲地区
の皆様には、感謝申し上げます。
2015年02月19日
『佐野愛子県政報告会』
各地区の『佐野愛子県政報告会』を下記のように開催いたします。
ぜひ、お誘い合わせの上、ご参加くださいますようご案内申し上げます。
2015年02月17日
2015年02月12日
佐野愛子代表質問に立つ
議会の様子は、静岡県公式ホームページ(http://www.gikai-chuukei1.pref.shizuoka.jp/)にて生中継や録画中継を行っております。後援会主催の議会傍聴に参加いただけなかった方は、ぜひご覧ください。
2015年02月04日
2015年02月04日
2015年01月28日
青島・青島北地区 『佐野愛子を囲む会』
青島地区代表:中司様の開会の言葉、大場会長によるあいさつに続いて、佐野愛子県議による県政報告が行われました。みなさん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
① 佐野愛子県政報告
続いて行われた「ふるさとの語り」では、「藤枝駅前 老木栴檀の独り言」の原作者 南條忠義様によるあいさつに続いて、十河惇子様による朗読が行われました。朗読の最中には、糟谷文江様作成の映像がスクリーンに映し出され、みなさん懐かしがっていらっしゃいました。また、栴檀の実が参加者に配られました。
② 十河惇子様による「藤枝駅前 老木栴檀の独り言」の朗読
最後に、参加者全員で『故郷』の大合唱でお開きとなりました。
③ 参加者に全員による『故郷』の合唱(指揮:鈴木光子様)
青島北地区代表:鈴木肇様の閉会の言葉の後、参加者による交流会が行われました。
佐野愛子県議も参加し、和やかな雰囲気の中で、地区や藤枝市、静岡県の課題を話し合い、佐野愛子県議への励ましの言葉が飛び交いました。
花を飾ったり、メッセージカードをお願いしたりするなど、地区委員の方の細かな気配りにより、青島・青島北地区の後援会のさらなる団結の場となりました。
2015年01月19日
2015年01月12日
佐野愛子後援会 青島地区 佐野愛子を囲む会
時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
佐野愛子後援会青島地区主催『佐野愛子を囲む会』を下記のように開催いたします。
ぜひ、お誘い合わせの上、ご参加くださいますようご案内申し上げます。
日 時 平成27年1月25日(日)
午後2時より(受付開始 1時30分)
会 場 青木公会堂(ホール)
内 容
○ 佐野愛子県議 県政報告会
○ 原作 南條忠義
ふるさとの語り部
「藤枝駅前、老木栴檀の独り言」の朗読
○ 交流会
会 費 五百円(当日、集金させていただきます。)
○申し込み先
佐野愛子後援会
〒426-0037 藤枝市青木2丁目18-3青木ビルB
TEL 054-689-0197 FAX 054-646-1222
2015年01月11日
藤枝市成人式
瀬戸谷地区の成人の皆様、冬のこの好き日に成人式を迎えられたこと、心よりお喜び申し上げます。
美しい着物やスーツで着飾った皆様方はすばらしく輝いて見えます。このような晴れ姿ができたのもこれまで育ててくださったお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど家族親族の温かい支えがあったからこそです。心から感謝しありがとうの言葉で表しましょう。
また、きょう会場には小中学校の恩師の先生方が大勢いらしてくれています。これまで温かい指導をしてくださった先生方にも感謝しましょう。
さて、19歳と20歳の成人では何が違うと思いますか?
「お酒が飲める。」「タバコが吸える。」それも大きいことですね。さらに、事件があった場合でも、少年Aではなくて本人の実名が出ます。大きな責任を持つということですね。そしてもうひとつ、参政権を得ることになります。選挙で一票を投ずる権利があります。これからの人生で何度かある選挙、棄権しないで行ってください。自分で考えて選んだ人を投票してください。そのことで市民として声を出す基本が生まれるのです。
また、日本は少子高齢化を迎えています。皆さんはこれからの日本を支えていく大事なちからです。社会の一員として働き経済を豊かにし、税金や年金を納めていく役目を担っています。よろしくお願いします。
そして今、瀬戸谷に住んでいる人いない人それぞれだと思いますが、この瀬戸谷で生まれ育ったことを誇りにしてください。瀬戸谷の子はやさしく、我慢強く働き者であるはずです。どこへいっても瀬戸谷の子は違う、さすがだ。と言われるはずです。ふるさと瀬戸谷の山々はいつまでも皆さんの成長を見守り応援しています。
みなさんの未来が幸多きことを心からご祈念して挨拶といたします。
この子たちが生まれた年の1月、阪神淡路大震災が起こりました。あれから20年なんですね。
2015年01月10日
三つの愛と平和
静岡県議会議員 佐野愛子
三つの愛は「まなび愛」、ここから始まります。
「理想のふじのくに」に生まれたすべての子どもたちが、
生き生きと育つように全力で取り組みます。
「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」
の気持ちを学び、「きずき愛」「ささえ愛」に取り組む
ことが、本来の豊かな生活づくりや安心・安全な暮らし
づくりにつながると確信しています。
三つの愛が力強く成長して、波紋のように広がり、
平和の礎となることを目指して活動していきます。